製造本部 業務部 業務課
薮塚 斗紀
Toki Yabutsuka
経済学部 経営学科 出身
2015年入社
新卒で質屋に入社するも、モノを流すのではなく、
作る側に回りたいという思いから、
地元発の企業であるSANKYOへ転職。
※掲載している社員の所属部署・画像等は、2019年2月末時点のものとなります。
SANKYOへは中途採用で入社していて、新卒では質屋へ就職しました。そこで持ち込まれてくるさまざまなブランド品。私たちに手渡すお客様は皆、どこか手放すのが寂しそうで、それだけ大事にしてきた物であり、思い出の詰まった物なのだろうと日々感じていました。すると次第に、そこまでお客様が感情移入するような商品を作る側に回りたいと思うようになっていったんです。きっと、業界トップの企業であれば、そうした商品を作れるに違いない。そう思い、色々なメーカーのリーディングカンパニーを調べていたところ、私の地元にもあったんです。それが、SANKYOでした。ここでなら、理想とするものづくりができるはず。それに、地元に根付いた企業という縁もある。迷わずに転職を決めました。
私の所属している業務部は、おおまかに言えば何でも屋。主には、製造予定の作成や契約の受注入力、製品の搬入などを行っていますが、必要に応じて壁の修繕からトイレの清掃まで何でもやります。メイン業務である製造予定の作成も奥が深く、納期から逆算してスケジュールを立て、部材の調達状況を確認し、運送会社とも調整を行う必要があります。最も効率よく製造できる予定が作成できるよう常に考え続けていますが、入社して4年程経った今でも、自信を持って完璧と言える計画を立てられた回数はごく僅かです。もっと効率を上げられるはず、と常に向上心を持って日々仕事に取り組んでいます。
もちろん、私が組む製造予定のレベルを上げたいとは思っています。でも、一番の理想はそこにあるわけではないんです。私が目指してるのは、ジェネラリストであり、スペシャリストでもある存在。わかりやすく言えば「わからないことがあれば、なんでも藪塚に聞け」と言われるようになりたいんです。SANKYOの機械はすべて工場で製造されます。その工場で何でも答えられるようになれば、それはSANKYOの機械のことならなんでもわかっているということ。機械の組み立て、製造管理、在庫・流通管理など各業務のスペシャリストなら、この工場には数えきれないほどいます。でも、全業務のスペシャリストとなると話は別。それを目指せるのは、何でも屋である業務部の特権。むしろ、この部署で働く以上、そこを目指さないわけにはいかない。そう思っています。