商品本部 PS開発部
PS技術課
米澤 祐人
Yuuto Yonezawa
創造工学部 ホームエレクトロニクス開発学科 出身
2019年入社
大学では電気工学を専攻。
「楽しく働きたい」をきっかけに
SANKYOに入社。
学生時代は、とにかく心から楽しいと思える仕事に就きたくて、就活サイトで「楽しい 仕事」で検索するぐらいでした(笑)。そんな中、パチンコメーカーのインターンシップに参加してみたところ本当に楽しく、さらに自らが携わった製品を世に出せる点がとても魅力的な仕事だと感じました。現在私はPS技術課で出玉担当をしています。どんな仕事?と思われる方も多いかと思いますが、例えば、パチスロのボーナスの確率、ベル、リプレイなどの小役が揃う確率などを考え、仕様を決定していく仕事です。私たち出玉担当者は日々、様々なパチンコ・パチスロのスペックやゲーム性を考えており、共に仕事を進める担当ディレクターに提案して「面白いね」と共感してもらえると、とてもやりがいを感じます。ただ、このスペックやゲーム性を実際に決めていくプロセスはとても複雑で、難しいものです。例えば、スペックを検討する際に100通りのパターンが存在する場合、私はすべて自分の目で確かめながら検討していきます。それ自体は決して華やかな業務ではないのですが、人を魅了するゲーム性を決定づける部分でもあり、多くの人に楽しんでいただけるゲーム性を作り上げたいという気持ちで仕事と向き合っています。
『新世紀エヴァンゲリオン ~魂の共鳴~』という機種を開発した経験が印象に残っています。先輩社員から学びながら覚醒ボーナスの出玉企画を考え、携わったことのなかった演出振り分けの業務も担当したことで、パチスロの演出がどのように構成されているのかを学べる貴重な経験となりました。実際の業務を通して、自分の未経験領域の仕事にも積極的に参加できたことでより大きな成長の実感につながりました。当初は、自分の力だけで何とかしようという気持ちが強くありましたが、考えが行き詰まることも多く、時間がかかり解決できないこともしばしば。思い切って自ら先輩社員に相談することで、経験豊富な先輩社員の考えやアドバイスを自分の物にしていくことの大切さに気づきました。最近は、自ら考えて動けるようになった場面も増えてきたと感じます。
毎日の業務終了の際に、その日の仕事の振り返りと先輩社員からのアドバイスをメモに記し、仕事の進捗を整理するなど仕事の精度を上げるように心がけています。将来はディレクターとしてパチスロの開発に携わり、自分の名前が残せるような仕事をしたいと考えています。そのためには広い視野を持ち、製品に携わる人々の仕事内容や苦労を理解している必要があると感じており、今と真剣に向き合う経験は、必ず未来の糧になると信じています。さらに、入社してからはプライベートでも自らの変化を感じており、何か楽しいことや面白いと感じることがあった場合に、その要因はなんだろうと考えるようになりました。楽しさを提供する作り手の立場になったからこそ、芽生えた考え方だと思います。もちろん仕事には楽しさだけでなく苦労や努力も必要です。私は大好きなパチンコ・パチスロと向き合うことで、全力で仕事を頑張れると感じています。