環境

環境への取り組み方針
当社グループでは企業活動の一環として、環境負荷の低減に取り組むことで、より良い地球環境の実現に継続的に貢献してまいります。
気候変動に向けた取り組み
TCFD提言に基づき、気候変動が事業に与えるリスクと機会に関して、ガバナンス、戦略、管理、指標と目標の観点から取り組みの方針や体制について説明します。
リユース・リサイクルの促進
当社グループでは、資源の有効活用や環境負荷低減を図るため、遊技機リサイクルの取り組みに注力しており、パチンコ機で90%以上、パチスロ機で80%以上と高いリサイクル率を実現しております。遊技機設計段階から、リサイクルしやすい仕様となるよう、再生利用可能な部材の利用や、部材ロス低減につながる共通部品比率の拡大に努めております。また、低価格で新台と同様の効果が期待できるリユース機種を積極的に活用しております。このような施策は、リサイクルの実現はもとより原価低減によるコストメリットも享受しております。当社グループといたしましては、取り組みのさらなる深化を図り、環境負荷低減と経営の効率化を実現してまいります。
■リユース・リサイクルの仕組み

再生可能エネルギー活用の取り組み
当社グループでは、再生可能エネルギー活用の取り組みとして、当社連結子会社の三共エクセルの工場屋根上にPPAモデルによる太陽光発電設備を設置し、そこで発電された電気を消費することで、CO2排出量削減を図ってまいります。
なお、2023年11月から運用を開始し、2024年3月までの間で約117t-CO2のCO2を削減しました。

・CO2削減量見込:286t-CO2/年間(見込み)
部材の共通化
当社グループでは、機種間やブランド間において、遊技機の部材の共通化を推進することで、部材ロスの低減に注力しております。パチンコの共通部材比率は約46%、パチスロの共通部材比率は約75%となっております。引き続き部材ロスの低減を図ってまいります。
その他環境負荷低減に関する取り組み
当社グループでは、他にも「照明機器のLED化」や「業務の電子化」などを実施することで資源の有効活用に関する取り組みを積極的に行っております。また、環境負荷物質の利用低減を目的として「基板の鉛フリー化推進」を行うとともに、メッキ品の削減を図り、再生利用可能な素材の使用を推進しております。