ごあいさつ

株主・投資家の皆さまへ、
SANKYOグループの近況について報告させていただきます。

株主、投資家の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。2026年3月期第1四半期連結決算のご報告をするにあたり、ここにご挨拶を申しあげます。
パチンコ市場におきましては、パチンコ機の稼働状況が依然としてやや低調に推移しているものの、スマートパチンコ機(以下、スマパチ)におけるゲーム性の拡充を契機として、各社からスマパチの新タイトル投入が増加しており、スマパチの普及は徐々に進行しております。さらに、7月には新たなゲーム性である「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機種の導入も始まっており、今後のパチンコ市場の活性化が期待されております。一方、パチスロ市場におきましては、高稼働機種の継続的な登場により、稼働状況は堅調を維持しているものの、スマートパチスロ機の普及率の高まりにより、パーラーの購買需要はやや落ち着きを見せております。また、パチスロにおいても6月より導入が始まっているパチスロの新たなジャンルとして注目される「ボーナストリガー」を含む今後の新機種動向が、需要を喚起するものと期待されております。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間において、当社グループでは、パチンコ機関連事業におきましては、新規3タイトルに加え、リユース機等を含む7タイトルを販売し、順調に販売台数を積み上げることができました。4月に投入した人気アニメ作品「東京喰種」とのタイアップ機は、販売・稼働ともに好調に推移しております。さらに、7月には「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機種として業界第一弾となる「eフィーバー炎炎ノ消防隊2」を販売しております。一方、パチスロ機関連事業におきましては、新規1タイトルを販売したほか、長期稼働中の2タイトルの増産対応を行いました。また、7月には、「ボーナストリガー」を搭載した「LB パチスロヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~」を販売するなど、パチンコ・パチスロともに新たなゲーム性を取り入れた商品開発を積極的に推進しております。
以上の結果、売上高551億円(前年同四半期比30.7%増)、営業利益238億円(同38.1%増)、経常利益243億円(同38.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益174億円(同39.5%増)となりました。
代表取締役社長(CEO 兼 COO) 小倉 敏男