開発インタビュー_実戦レポート

第1回目
第2回目
第3回目
まだまだ全国でドラム機『CRフィーバークィーン』の人気が沸騰する中、さらにパワーアップした『CRグレート・ザ・キング』がジェイビーブランドから登場します! そこで今回から3回に渡り、ライターの神保美佳が開発秘話や見どころ紹介、実戦レポートをお届けしますので、ぜひその魅力や楽しむポイントをチェックしてみて下さいね。 第一回目となる今回は、ジェイビー小田部社長と開発責任者でもある小辻専務に直撃インタビュー! コンセプトや熱いこだわり、さらには幻のエンブレムや絵柄まで、本邦初公開の情報盛り沢山でお届けします。
【CRグレート・ザ・キング】
まずは、『CRグレート・ザ・キング』の開発コンセプトを教えて下さい。

「SANKYOのフィーバーシリーズ原点ともいえるドラム機として、パチンコの基本である“図柄が揃って大当りとなり、アタッカーが開放して出玉を獲得”という面白さを十分味わって頂けるよう、より分かりやすく作っています。 今のパチンコは演出やギミックなどが派手なものが多いですが、シンプルだからこそ楽しめて存在感があり、長期間愛されるような機種を目指しました」

キングシリーズでは2003年の『CRフィーバーザ・キング』以降「スケルトンリール(ドラムの外周に配置された、透明なリール)」を採用していますが、今作での見どころは?

「今作は、好評だったスケルトンリールによる迫力ある演出をさらに進化させています。 スケルトンリールでリーチがかかった場合は信頼度を高くするなど、シンプルで分かりやすいものにしているだけでなく、これまでのキングシリーズで動きに無駄があった部分を調整して、より洗練された動きにしています。 また、“キング=強さを表す男性”というイメージで、クィーンと比較して硬派な雰囲気を出すように心掛けて作りました」

スペックを『CRフィーバークィーン』に続いて約100分の1の甘デジタイプにしている理由は?

「現在の甘デジスペック(始動口3個戻しで初当たり100分の1程度)を考えてみると、パチンコ人気が高かった90年代初頭にスタンダードだったタイプ(始動口7個戻しで240分の1程度)と、平均投資額が大きく変わっていないと思うんですね。 そうしたことから、昔からのパチンコファンの方も初めての方でも楽しんで頂くには甘デジタイプがベストだと考え、今作も採用しました」

『CRフィーバークィーン』に比べ、16ラウンド振り分け率や時短回数がパワーアップしていますね。

「さきほどの“キング=強さを表す男性”というイメージから、甘デジスペックでもパワフルさを打ち出すようにしました」

試行錯誤を繰り返したリール・図柄デザイン案
ゲーム性でこだわった部分はどこですか?

「昨今のパチンコは期待度の低い演出が出てがっかりしたり、図柄の変動時間が短縮した時点でリーチがかからず“ダメだ!”と感じてしまう機種が多いと思うんです。 そうした問題点を解決すべく、図柄の変動時間が短縮してもリーチがかかったり、演出がほとんどなくても大当りが期待できるように作っています。また、保留変化が出現しにくくなっていますので、変化すればかなり期待できます」

今作で非常に印象的な巨大エンブレムに関して、とても力強さを感じるデザインですが、こだわったところや苦労したところはありますか?

「実はエンブレムは最初、王様を描いたパターンをいくつか考案していたんです。 それに合わせ、ドラムにもクィーンのようなトランプモチーフのものをいくつか考えました。 しかし実際にデザインを起こしてみるとマンガチックで軽い雰囲気が出てしまい、硬派なイメージから離れていってしまうという声があり、最終的にキャラクターを使用しないロゴマークや7図柄とBAR図柄中心で見せる形になりました。 また、7図柄自体も銀色の外枠を付けたりなど、色々なパターンから最終的に選んでいます」

色々と楽しいお話を有り難うございました。最後にお二人からファンの皆様にメッセージをお願いします。

「今作は甘デジタイプとしては多くの台数を設置して頂きますので、パチンコ本来の面白さにこだわるジェイビー製の『CRグレート・ザ・キング』を、ぜひお近くのホールにて体験してみて下さい」(小田部社長)

「図柄が揃って楽しむ…というパチンコの原点を追究した台となっていますので、かつてキングシリーズに親しんでいた方はもちろん、パチンコが好きだが最近の派手さについていけず休んでしまっているような方などにも、ぜひ打って頂きたいです」(小辻専務)
 以上、シンプルながらもこだわりが詰まった『CRグレート・ザ・キング』の開発インタビューをお届けしました。 次回はさらに突っ込んだ見どころや実際に打つ際に役立つおトク情報を開発者のコメント付きでお届けしますのでお楽しみに!
次回更新予定日 1月12日(火)
神保 美佳プロフィール

ライター・コラムニスト。法政大学卒業後、パチンコ好きが高じて1990年OLから遊技業界誌記者に転身。93年に独立し、「パチンコ必勝ガイド」などの専門誌をはじめ業界誌、週刊誌、スポーツ紙、WEB媒体などでコラムや取材記事を執筆。主な著書「パチンコ必勝大図鑑(白夜書房)」「パチンコ年代記(バジリコ)」など。